家づくりのお金について学ぼう
資金計画の考え方について簡単に紹介します。
(詳しくは「ふくしま家づくりの本」で確認を。お求めは県内の書店、コンビニ、スーパーで)
人生で考えるべき3つのお金とは?
人生の大きな出費には「住宅資金」「教育資金」「老後資金」があります。このうち「教育資金」と「老後資金」は毎月の収入から貯蓄として確保するべきです。そこから生活費や保険料などを差し引いた金額が、無理なく住宅ローンとして支払っていける月々の金額になります。
住宅資金について知ろう
土地の費用を除き、家づくりの総費用の内訳は、①本体工事費(総費用の70~80%)、②別途工事費(15~20%)、③諸費用・税金(5~10%)の3つに大別されます。このうち①と②を住宅ローンでまかなうのが一般的です。
我が家の家づくり予算の出し方1―頭金算出―
「頭金を多くしてローンの借入額を少なくする」のがローンを組む時のセオリーですが、後の生活に支障をきたさないように備えも必要です。まずは今あるお金(預金+贈与)をベースに、当面の生活費や緊急時の予備資金として手元に残す分を差し引きます。さらに諸費用・税金(総費用の5~10%)などを引いた範囲内が頭金としては妥当です。
我が家の家づくり予算の出し方2―月々の返済額目安―
月々の返済可能額の算出方法として、まずは現在の家賃に、住宅購入のために積み立てていた額(今後は返済に回せる)を加えます。ここから、将来必要な修繕費用や固定資産税など、今後毎月積み立てが必要な額を差し引きましょう。これにより今の家賃をベースにした無理のない返済額を決めましょう。
資金計画・ローンの相談へ行く
算出した総予算や自己資金をもとに、経験豊富なファイナンシャルプランナーや金融機関へ、資金計画や住宅ローンの相談をしましょう。