満足できる土地を見つけるためには、どんな家を建てて、どんな生活をしたいのかをイメージすることが大切です。今(子どもと一緒)と、将来(子どもが巣立った後)の暮らしを、夫婦や家族で話し合い、マイホームに対する考えを整理しておきましょう。

　「我が家に合った希望条件」をバランスよく考えよう。ポイントは①学区・通学、②交通・生活利便性、③災害の履歴、④価格・法規制など。これらの中で妥協できない優先順位を決めておくことも大事です。

　土地探しはプロのチカラを借りることが必須。不動産店や建築会社などから土地情報を得るとともに希望を伝えてみましょう。同時に建築会社探しも進めると良いでしょう。

　土地に関して追加費用が発生するケースもあります。例えば、古屋ありの敷地の場合の｢解体費｣、盛土などが必要になる場合の｢かさ上げ・土留め工事費｣、地盤調査や改良工事、また電気・ガス・水道の整備費が必要なケースもあります。他にも地目の変更手続きに関わる費用、資材運搬費、敷地に接する道路の幅が４ｍ未満の場合、敷地の後退(セットバック)に関わる費用などが発生するか事前に確認しましょう。