結婚直後からマイホームに憧れがあり「私たちらしい唯一無二の家がほしいと考えていた」というIさんご夫婦。いくつかのハウスメーカーとやりとりをしてみたが、どれも決め手に欠け、出産と子育ての忙しさから決断を先送りにしていた。
再び動き始めたのは、長男の小学校入学が間近に迫ってきた頃。奥様は幼稚園の送迎時に『清水住建』の施工現場を見つけ、「すてきな家だな」と出来上がりを楽しみにしていた。ある日通りかかると、完成見学会の告知を発見。「行ってみよう」と家族で訪ねた日から家づくりが再び動き始めた。
「見学会で対応してくれた渡邊専務が、私たちの話を丁寧に聞いてくれて。家に暮らしを合わせるのではなく、゛私たちに合った家゛をつくると話してくれたので、夫婦で迷いなく決めました」と奥様。ご夫婦がイメージしていたのは〝和の雰囲気がある家゛。同社では施主の意向を設計に取り入れる「建築家と創る家」を展開している。その施工例の一つにあった格子使いが2人とも気に入った。
難航したのは土地探し。「エリアを広げてみては?」という専務のアドバイスもあり、学校に通いやすい土地を無事に見つけることができた。
奥様が「落ち着いた居酒屋のような雰囲気にしたかった」と話すリビング。梁現しの天井は開放感がある。キッチン奥のユーティリティールームや小上がりの床下に収納を設けることで、すっきりとした暮らしを実現した
収納スペースをたっぷり設け
ストレスのない間取りに
閑静な住宅地の一角に完成したI邸は、屋久杉の格子とガルバリウム鋼板の外観が印象的。「まるで隠れ家的な日本料理店みたいねと友達に言われるんですよ」と奥様は笑う。
玄関には広い収納スペースがあり、子どもの自転車まですっきり収まる。ホールを直進すると洗面室、ランドリー、バスルームまでひと続きになった水まわりへ。野球をするご主人が帰宅した後、お風呂へ直行して汗を流せる工夫がされている。
家の中心は天井の高いリビング。キッチンのカウンター越しに小上がりの食事スペースを設けたことで、食事の配膳や片付けが楽に。小上がりの縁は腰をかけてテレビを見るのにも最適な高さに設えた。
子どものいる家庭でスケジュール管理に欠かせない「お便り」は、キッチン奥のユーティリティールームを定位置に。目に入る要素を減らして、リビングがよりくつろげる空間になった。
主寝室はリビングの隣に配置。子どもが小さいうちは家族4人揃って寝起きするため、1階だけで日常生活が完結する。「私たちが年をとった時に、2階への行き来を最小限にできるのも良いとも思った」と顔を見合わせるIさんご夫婦。これから仲の良い家族のすてきな時間が紡がれる〝かけがえのない家〟が完成した。
和の意匠を全面に出した格子が印象的なファサード。外構を設けないオープンスタイルながら、出入りの際の視線を自然に遮ることができる
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玄関からすぐに、トイレ、洗面室、ランドリー、バスルームへ直行できる効率的な動線。多い洗濯物も一気に乾かせるガス乾燥機「乾太くん」で洗濯の負担を激減
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料理好きな2人は火力の強いプロ仕様のガスコンロを導入。ドイツのメーカー「Miele」の食洗機をビルトインするなど、自分たちが納得できる設備を選んだ
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キッチンとカウンターでつながっている「小上がり」。きめが細く肌触りがいい畳は、寺院などの畳を手がける職人が仕上げた〝唯一無二〟のオリジナル
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油分を多く含む屋久杉は水をよく弾いて、外壁に向いている。時間とともに色や風合いが変化していくので、家族とともに「家の成長」を楽しめる
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2階にあるセカンドリビング。造り付けのカウンターテーブルは、これから2人の子ども達の学習机として使う予定だ
施工会社からメッセージ
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専務取締役
渡邊智哉さん
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経験豊富な設計士と連携して作る デザイン性の高い省エネ住宅
当社は、経験豊富な設計士と連携し、ZEH(ゼロエネルギー住宅)や長期優良住宅のデザイン住宅を提案する工務店です。お客様の立場に立ったきめ細やかな対応で、ご満足いただける住まいづくりをお手伝いします。 ご要望に応じて自然素材や地元の資材を活用し、安心して長く快適に暮らせる住宅を実現。10年先、20年先を見越して、メンテナンス費用がかさまない家づくりを進めています。
施工会社
清水住建
福島市笹木野字町裏2-11
TEL : 024-558-8488
休/毎週日曜日(電話対応は可能)
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