ご主人の仕事柄、転勤が多かったSさん家族。「子どもたちが自由にのびのびと暮らせる環境を実現したい」との思いから家づくりを決意。転勤先で体験した2年間のアメリカ生活の影響から、「家族が一緒に楽しく過ごせる空間づくり」を何より大切にした。
自分たちの感性に合う設計士を探す中で出会った「遠藤知世吉建築設計工房」。「いい家が欲しいわけではない。家族が幸せになれる家をつくりたい」というご主人の思いに感動したという遠藤さん。ご夫婦と同世代の『桜田工業』の桜田さんとともに、三者で納得いくまで打ち合わせを重ねて臨んだ。同社は、塗装や珪藻土の調色、木製建具のデザイン・素材など、細部までこだわるご夫婦の情熱を真摯に受け止め、職人技で応えていった。
自然を取り込む美しいデザイン
家族みんなが心地よい暮らしを満喫
まるでおしゃれなカフェのような深い軒下に広がるテラス。こだわりが詰まった玄関に、訪れる人の笑顔があふれる。光と風が心地いいリビングダイニングは、3人のお子さんの元気な声に包まれる。眺望に配慮した設計で、ウッドデッキの先には美しい田園風景が広がる。
「春から夏にかけて緑が濃くなり、秋には黄金色の稲穂を眺めながら暮らせるのが幸せです」と喜ぶ奥様。ご主人の影響もあり、自転車やキャンプなど、アウトドアが大好きなご一家。自然と親しむ暮らしを叶え、庭でBBQや家庭菜園を楽しみ、幸せな日常を満喫している。