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古民家モダンに別荘のくつろぎ感
母と快適にゆったりと暮らす家

㈱菊田工務店

ふくしま家づくりの本2020年版掲載

玄関土間に設置した薪ストーブで 家中を暖めヒートショックを防ぐ

 深い軒に守られたカバードポーチが通りからの目隠しにもなる住まい。玄関を入ってすぐの土間に薪ストーブがある。「一度焚くと、翌朝まで家中が暖かいんですよ」とSさん。新築を決意した一番の理由は、「高齢の母をヒートショックから守りたかったから」。以前住んでいた築40年の家は冷暖房の効きが悪く、昔ながらの間取りは介護にも不向きだった。
 イメージしていたのは、「省エネかつ母を見守りながらワンフロアで生活できる家」。かつて中学校で教師をしていたSさんの教え子でもある『菊田工務店』の専務に相談すると、「僕がやります!」という頼もしい返事が返ってきた。

吹き抜けで開放感のあるLDK。奥に見えるキッチンから、洗濯機、洗面所、バスルームの水まわりが一列に並んでいて家事動線に無駄がない

2階にいても吹き抜けから 階下を見守ることができる間取り

 同社では、付加断熱と高い気密性で夏涼しく冬暖かい家をつくり出す。S邸は大きな吹き抜けで家中の空気が行き来するので、猛暑の夏もエアコン1台で快適に過ごすことができたそうだ。
 「モダンな古民家風にまとめたい」という要望に応えて、外観やインテリアはヴィラリゾート風に仕上げた。「別荘でリラックスするように過ごしてもらえれば」と菊田専務。水まわりはコンパクトにまとめ、LDKに隣接する和室にはあえて襖を設けなかった。こうすることで、2階にいる時も吹き抜けから階下の様子を見ることができる。さらに「光熱費は旧宅の半額です」と喜ぶSさん。「住む家で暮らしの快適性が大きく変わることを毎日、実感してます」と話す。

ウッドデッキの床材は雨にも強く耐久性の高い屋久杉。リビングとの仕切りには猫が通り抜けられない幅を調べて格子戸をつけた

  • 勾配天井の「隠れ家」感が楽しいフリースペース。正面に見える造作机はアイロンがけや書斎スペースにと大活躍。手前の書棚には孫が遊びに来た時のために児童書を並べている

  • 2階から階下を見下ろす。玄関土間にある薪ストーブで冬も家全体が暖かい。Sさんは薪ストーブ設置が長年の夢だったという

施工会社からメッセージ

  • 菊田修平さん

  • 50年先も健康に快適に暮らせる
    「パッシブハウス」をお勧めします
     当社は、環境先進国ドイツ発の省エネ住宅基準「パッシブハウス」の設計・施工を福島市で唯一行っています。断熱気密施工を得意とし、2020年度に手がけた全棟のC値が0.2以下です。50年先も生活とお金に困らず、健康で夏も冬も超快適な暮らしが続けられるエコな家づくりは「人」だけでなく「地球環境」にも貢献します。知恵と工夫、高い技術力で厳しい世界基準を実現します。
施工会社

㈱菊田工務店

〒960-8165 福島市吉倉字万田10-4
TEL : 024-546-1442
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