旗竿地(はたざおち)を活かし、
細部までこだわってプランニング
土地が決まるまでに3年。見つけた土地は、周りが建物に囲まれた旗竿型の敷地。県内の住宅展示場をほぼ回り『八光建設』に決めたというSさんご夫婦。打ち合わせを重ね、敷地を有効活用したビルトインガレージ付きの新居が完成した。
周囲を高い建物に囲まれているが、外とのつながりを重視。アクティブに使用するリビング南側の前庭や、和室や洗面脱衣室の前に設けた坪庭が外への視線を誘い、開放的な広がりを感じさせている。コンクリート壁や竹塀、木製ルーバーなどで周囲からの視線を遮り、プライバシーも確保している。
自然素材に囲まれ、
心地良い居場所にあふれた住まい
室内は木の表情を活かしたナチュラルな雰囲気。現しの梁やルーバーが程良いアクセントに。お気に入りのダイニングテーブルやソファの生地は、プランニングの段階でセレクト。キッチンや収納家具の仕上げも統一したことで、内装材と調和が取れた落ち着いた空間になった。
外部との連続性を考えて窓を設計したことで、室内のどこにいても外の景色が楽しめて、気持ち良く風が通り抜ける、市街地とは思えない開放的な暮らしを実現。「担当の片平さんが、要望に対して様々な提案をしてくださったので、完成した姿がイメージしやすくて助かりました」とSさん。陽だまりのできるリビングや濡れ縁、落ち着いた印象の和室など、様々な居場所で家族がくつろいで過ごすことができる。