結婚して23年。ある時、「家がほしい」とつぶやいた奥様の夢をいつかきっと叶えたいと思っていたKさん。遂に叶えたのが、このヒルトップハウスだ。深くて長い軒の天井を、レッドシダーで仕上げた外観も印象的な平屋建て。眺めの良い家は、四季折々の風景はもちろん、雲海が見える日もあるという。
『山川』とは、知人を通して出合った。施工事例などを見ていく中で、無垢材を活かす家づくりをしている点などご夫婦で気に入り依頼することに。ところがいざスタートしてみると、予定していた土地が崖条例に当てはまり変更せざる得なくなった。「土地の造成から尽力してくれて。地盤改良が不要なほど強固にしてくれました。『山川』さんだからこそと思っています」とKさん。
プランニングでは、平屋と眺めにこだわり、薪ストーブのあるリビング・ダイニングを中心に、一部屋一部屋をゆったりつくりたいと希望した。「全て叶いました」と奥様。
住宅性能は、今夏の猛暑が証明した。リビングに付けたエアコン1台で、家全体が爽やかだったという。「各洋室も扉を開けておけば涼しく過ごせます。冬は、薪ストーブが活躍してくれるはずです」。
無垢材の美しさを感じながら暮らせるリビング・
ダイニング。丸柱は木目が美しいウォールナット。壁掛けテレビの下の棚はエンジュ。床はアカシア。薪ストーブの周りは、大谷石で囲い壁内部が炭化しないよう空気層をつけた
外壁や内装をその都度丁寧に
検討しながら高い満足を実現
振り返ると外壁や内装を、その都度じっくり検討しできたこともよかったそうだ。「外壁は、当初3色の予定でした。サンプルを見て、施工事例も見に行くなどして2色に絞りました。リビングの折り上げ天井や、インナーテラスなども、途中で『こっちの方がいいね』ということで変更しました」。どんなことでもご夫婦の立場に立って考えてくれたことが高い満足と、悔いのない家づくりにつながっているという。
様々な銘木やステンドグラスなどを持つ同社を訪ねて、何を使うか決める時間も楽しかったという。和室の出入り口を彩るステンドグラス、テレビの下に造り付けた棚、キッチンのカウンターなども夫婦で決めた。「皮目に自然味があるケヤキのカウンターの前に私が座ると、料理好きの妻が次々にご馳走を出してくれるので、半年で5㎏も増えてしまいました(笑)」。
目下のお楽しみはと尋ねると、「ガラス張りで露天風呂気分を味わえる浴室で湯あみをした後、デッキでビールを飲むこと」とKさん。奥様は、青空と山並みを眺めながらテラスでお茶をいただく時間だという。夕方になると早く帰りたくてしかたがなくなると話すKさん。ご夫婦の思い入れいっぱいの新居に似合うのは、やはり家族全員の笑顔だ。
玄関のたたきからまっすぐに続く廊下はアカシアを使用。途中にトップライトがある。手洗いの左隣は、シューズクローク兼土間収納
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1.25坪ある広々とした浴室。黒の壁にライン照明がおしゃれ。眺望をお風呂でも満喫したいと窓を大きくした。風呂上がりにデッキに出ることも可能
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ガラスのドアから見える風景が季節の移ろいを教えてくれる洗面室。洗面台を広くしたので家族4人、朝の身支度時もゆったり使える
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格子戸を開けて入る和室は、桜色を基調にした優しい空間。ゲストルーム、静かに一人お籠りしたい時などにも
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丸窓をアクセントにした玄関ホール。黒いタイルに日光杉のカウンターと幅木を組み合わせて上品に。格子戸を開けると和室がある
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背面の壁とシンクとの間を広く、ワークトップの手元が見えないようになど、奥様の希望を叶えたキッチン。大容量のパントリーはとても重宝
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個室として使えそうなウォークインクローゼットもある寝室。冬はサンルームにもなるインナーテラスは、愛猫の部屋だが雨の日には、洗濯物を干す場所にもなる
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軒の天井にもしっかり断熱材を入れているテラス。春は芽吹き、夏は緑の山々、秋は広葉樹が織りなす錦絵、冬は一面の銀世界がほしいまま
施工会社からメッセージ
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代表取締役
山田誠晴さん
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木を熟知した職人がつくる、自然の
木の香り漂うくつろぎの住まい
くつろぎのスタイルは、自由自在。居心地の良い住まいには、風合いのある木がよく似合い、冬は、暖炉の火が訪れる人を温かく出迎えます。
当社がつくるのは、自然の木の香りが漂うような住まいです。細部にわたって使いやすいこと、掃除が楽なこと、そして好みや雰囲気、使いたい設備機器を揃えることなど、納得いくまでこだわり抜き、ご満足いただいております。
施工会社
㈱山川
〒960-8116 福島市春日町1‐ 16
TEL : 024-534-1265
休/毎週日曜日 営/8:30~17:00
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