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ふくしま家づくりの本2017年版掲載
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自然×オリジナル冷暖房システムで
どこにいても居心地の良い住まい

㈲D.O.A[ドア]

ふくしま家づくりの本2017年版掲載

家族を思いやる気持ちが、一冊のノートに。想いが詰まった家づくり

　ムクの木の風合いが温かみのあるリビング・ダイニング。窓の外には小さな庭があり、木々の緑がそよいでいる。木製フェンスを配したことで、外部からの目線を気にせず、外空間とつながりを楽しむ暮らし。庭や空の景色を、窓から室内に取り入れ、実面積以上の広さを感じることができる。
　プランニングと並行して、土地探しも『ＤＯＡ』に相談。幸運にも双方の両親宅から近い宅地を見つけることができた。
　「要望がたくさんあったので、ノートにまとめていました」と奥様。そこには仕事で忙しいご主人が家でリラックスできるための配慮や、子どもたちがのびのびと遊ぶために工夫したいことがたくさん書かれていた。
　家族のことを想いながらつくり上げた住まい。そこに、同社のインテリアコーディネーターと共にご夫婦がこだわったソファやテーブルなどの家具が配され、居心地の良い住空間を彩っている。

キッチンの隣りにはダイニングテーブル。朝食時には窓からたっぷりと光が入る。黒板ボードは「子どもが自由に描けるように」と奥様が自分で塗った。マグネットも付けられて便利

オリジナル冷暖房システムを採用暮らし方を工夫して真夏日も快適に

　スタイリッシュな空間を叶えるため、エアコンは壁掛けでなくインテリアの邪魔にならないものを要望。冬の見学会で体験した同社オリジナルの冷暖房システムは、家全体を快適な温度に保ち、足元も暖かいことに感動。これは、天井内に設置したエアコンから配管で床下や各部屋に送風するもの。風が直接当たらず、まるでそよ風のように優しく、音も静かだ。「冬は一日中オンにして、日中も朝方も一定の暖かさに保っています。また、この夏はエアコンをほとんどつけませんでした。日中は南面のブラインドを閉めて北側の窓を開けておくと、涼しい風が家中を巡るんです」と話す。同社では、光や風といった自然エネルギーを室内に取り込む家づくりを提案し続けている。この考え方と高断熱・高気密の構造を組み合わせ、省エネの住まいを実現している。

玄関ドアを開けると、坪庭の眺めが目の前に。夜はライトアップで楽しむ

吹き抜けで開放的なリビング。白い壁とオーク材のフローリングを中心とした空間に、板張りやグレーの扉がアクセントに
書斎にこもりながらも、ドアがないのでLDK側の家族とのつながりを感じる。階段下を掘り込んで空間を有効活用。ここには棚を置いて書類置き場に
椅子に座ると、視線の先の和室の窓から坪庭が目に入る。その光景に癒されることも多いのだとか
大きな陶器製のシンクと木製の天板がおしゃれな洗面台。洗濯物は、奥の物干し場にそのまま運べて便利
家全体の雰囲気に合わせたモダンテイストの和室。中央のタタミを外すと掘ゴタツに。小上がり風なので、ふとした時に座ってくつろげる場所にもなっている

施工会社からメッセージ

取締役社長
小檜山清一さん
今も将来も
“住まいをここちよく愉しむ”

　私たちが思い描いているのは、家の中に差し込む日差しがやさしく、風が気持ちよく通り抜ける、そして木のぬくもりややさしい手触りがある「ここちよくて、愉しめる」住まいです。冬も夏も一年中過ごしやすく、生涯にわたって、健康的に、快適に暮らせる家を目指しています。このために欠かせないのが快適な「温熱環境」の実現です。これからも住まいの性能とデザインを進化させていきます。